- コマンドプロンプトを管理者として起動する
- コマンドをコピー&ペーストしてEnterを押す
- PCを再起動すると旧仕様メニューが常に表示される
この記事でわかること
- コマンド1行で「その他のオプション」を常に表示する最速手順
- 設定変更なしで一時的に旧仕様を表示するショートカット(Shift+右クリック等)
- レジストリエディターで画面を確認しながら設定する手順
Windows 11の右クリックメニューは初期設定が簡略化されており、「その他のオプションを表示」を毎回クリックしないと7-ZipやWinRARなどのメニューが表示されません。レジストリを変更することで、常に旧仕様のメニューを表示できます。なお、この設定は2026年7月31日時点で利用できる方法です。今後のアップデートで仕様が変わる可能性があり、確認でき次第本記事を更新します。
この記事では、コマンド1行で完了する最速手順と、一時的に旧仕様を表示するショートカット、レジストリエディターを使った手順を画像付きで解説します。元の新仕様に戻す方法も合わせて紹介します。
コマンド1行で旧仕様に戻す方法【実機確認済み】
コマンドプロンプトにコマンドを貼り付けてEnterを押すだけで設定できます。レジストリエディターで12ステップ操作するより大幅に簡単で、初心者の方にもおすすめです。
1タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックします。このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」が表示されたら「はい」をクリックします。
2コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterを押します。
3「この操作を正しく終了しました。」と表示されたら成功です。コマンドプロンプトを閉じます。
4PCを再起動します。再起動後、右クリックすると旧仕様のメニューが常に表示されるようになります。
元の新仕様のメニューに戻す方法
旧仕様に変更した後、元の新仕様のメニューに戻したい場合は、以下のコマンドを管理者権限のコマンドプロンプトで実行してPCを再起動してください。
一時的に旧仕様を表示する方法(ショートカット)
レジストリを変更せず、必要なときだけ旧仕様のメニューを表示する方法が2つあります。普段は新仕様で使い、7-ZipやWinRARのメニューが必要なときだけ切り替える使い方にも便利です。
一時的に旧仕様を表示する2つの方法
| 1Shift+右クリック | 操作したいファイル・フォルダにShiftを押しながら右クリックするだけ。最も素早く旧仕様を呼び出せます。 |
|---|---|
| 3「その他のオプションを表示」をクリック | 右クリック後、メニュー最下部の「その他のオプションを表示」をクリックします。毎回2クリック必要ですが、設定変更不要です。 |
Shift+右クリック
1Shiftを押しながらファイル・フォルダを右クリックします。
2旧仕様のメニューが直接表示されます。
レジストリエディターで旧仕様に戻す方法
画面を確認しながら操作したい場合はレジストリエディターを使う方法もあります。設定内容はコマンドプロンプト方式と同一です。操作前に必ずバックアップを取ってください。
操作前の注意事項
- バックアップを取る:レジストリ編集前に必ずエクスポートで保存してください(手順内で説明)
- コピー&ペーストで入力:キー名は手入力せず、必ずコピー&ペーストしてください
- 再起動が必要:変更を反映するにはPC再起動が必要です
1Win + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」が表示されたら「はい」をクリックします。
2レジストリエディターが起動したら、バックアップを取ります。メニューから「ファイル」→「エクスポート」をクリックします。
3エクスポート範囲で「すべて」を選択し、デスクトップなど分かりやすい場所に保存します。ファイル名は「registry_backup_日付」など分かりやすい名前にしてください。
4アドレスバーに以下のパスをコピー&ペーストしてEnterを押します。
5左側のツリーで「CLSID」を右クリックし、「新規」→「キー」をクリックします。
6作成された「新しいキー #1」に、以下のキー名をコピー&ペーストして名前を変更します。
7作成した{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}を右クリックし、「新規」→「キー」をクリックします。
8作成された「新しいキー #1」に、以下のキー名をコピー&ペーストして名前を変更します。
9左側のツリーで「InprocServer32」を選択した状態で、右側の「(既定)」をダブルクリックします。
10「文字列の編集」が表示されます。「値のデータ」は空欄のままにして「OK」をクリックします。
11右側の「(既定)」の値が「(値の設定なし)」になっていることを確認し、レジストリエディターを閉じてPCを再起動します。
再起動後、右クリックすると旧仕様のメニューが常に表示されるようになります。
元の新仕様のメニューに戻す方法
元の新仕様のメニューに戻したい場合は、レジストリエディターで以下のキーを右クリックして「削除」し、PCを再起動してください。
合わせて確認しておきたいこと
この方法はWindows 11で使えますか?
Windows 11で利用できる方法です。ただし、大型更新後に設定が元に戻ることがあります。その際は同じコマンドを再度実行してください。
元の新仕様のメニューに戻すにはどうすればいいですか?
コマンドプロンプトまたはレジストリエディターで設定を削除し、再起動すると新仕様に戻ります。詳しい手順はこの記事の「元の新仕様のメニューに戻す方法」セクションをご覧ください。
手順通りに実行したのに旧仕様のメニューが表示されないのはなぜですか?
PCの再起動が完了しているか確認してください。タスクマネージャーでエクスプローラーを再起動しただけでは反映されない場合があります。また、コマンドを実行した際に「この操作を正しく終了しました。」と表示されているか確認してください。表示されていない場合はコマンドプロンプトを管理者として実行できていない可能性があります。
右クリックに表示されるAI関連メニューとは何ですか?
新しい右クリックメニューに表示される機能で、画像ファイルに対して背景削除・オブジェクト消去・Bing画像検索などのAI処理を呼び出せます。旧仕様のメニューにすると、簡略メニュー側のAI関連項目は表示されなくなります。AIアクションはCopilot+ PC向けの機能が中心で、対応環境がない場合は自動的に非表示になります。
レジストリ編集は危険ですか?
この記事で指定しているキーのみを変更する手順です。コマンドプロンプト方式はHKCU(現在のユーザー)への変更のみで、システム全体への影響は限定的です。レジストリエディターを使う場合は、操作前にバックアップ(エクスポート)を取っておくと、問題が発生した場合にバックアップした .reg ファイルをインポートして戻せます。
まとめ
Windows 11で右クリックメニューを旧仕様に戻す方法を解説しました。
- コマンド1行が最速 → 管理者権限のコマンドプロンプトにコマンドを貼り付けて再起動するだけ
- 一時的な表示はShift+右クリックが最速 → 設定変更不要で、必要なときだけ旧仕様を呼び出せる
- レジストリエディターでも設定可能 → 画面を確認しながら操作できる。事前バックアップを忘れずに
Windows 11では今後の大型アップデートで右クリックメニューの仕様が変わる可能性があります。本記事は確認でき次第更新します。