
Google検索には、検索キーワードによって画面が動いたり、アニメーションが表示される隠し機能(イースターエッグ)が数多く仕込まれています。「斜め」「一回転」「隕石」といった有名な隠しコマンドから、「マリオ」「マインクラフト」「スプラトゥーン」など、検索結果のアイコンをクリックすると画面全体が変化する仕掛けまで、知っているだけで誰かに話したくなる面白い機能が満載です。
「イースターエッグって何?」「どんな隠しコマンドがあるの?」「全部試してみたい!」という方も多いのではないでしょうか。Googleのイースターエッグは、エンジニアの遊び心から生まれた隠し機能で、検索するだけで誰でも無料で楽しめます。ビジュアルエフェクト系、インタラクティブ系、ゲーム系など、様々なタイプの隠し機能があります。
この記事では、Google検索の隠し機能・イースターエッグを23種類、カテゴリー別に完全網羅して紹介します。各隠し機能の使い方、どんな仕掛けが起こるのか、さらにイースターエッグの歴史や背景まで、初めての方でもすぐに楽しめる情報を詳しく解説します。
Googleイースターエッグとは?
Googleイースターエッグとは、Google検索に隠された遊び心のある隠し機能のことです。特定のキーワードで検索すると、検索結果の画面が斜めになったり、回転したり、アニメーションが表示されたりする仕掛けが発動します。「イースターエッグ(Easter Egg)」という名前は、キリスト教の復活祭で隠された卵を探す遊びに由来しており、ソフトウェアやゲームに隠された秘密の機能を指す用語として広く使われています。
イースターエッグの特徴
- 完全無料 : すべて無料で楽しめる、課金要素なし
- アプリ不要 : Google検索だけで即座に体験可能
- 多様なジャンル : ビジュアル、インタラクティブ、ゲーム系など
- 定期的に追加 : 新しいイースターエッグが随時追加される
イースターエッグの歴史
Googleのイースターエッグは、2000年代初頭から存在していました。最も古いものの一つは、「google gravity」などのトリック系検索です。2010年代に入ると、「一回転」「斜め」といった日本語対応の隠しコマンドが登場し、日本でも広く知られるようになりました。近年では、「マリオ」「マインクラフト」「スプラトゥーン」など、人気ゲームとのコラボレーション型イースターエッグが増加し、よりインタラクティブで楽しめる仕掛けが増えています。
なぜGoogleはイースターエッグを仕込むのか?
Googleがイースターエッグを仕込む理由は、ユーザーに驚きと楽しみを提供するためです。検索エンジンという真面目なツールに遊び心を加えることで、Googleのブランドイメージを「革新的で親しみやすい企業」として印象付けています。また、エンジニアやデザイナーの創造性を発揮する場としても機能しており、Googleの企業文化「20%ルール」(業務時間の20%を自由なプロジェクトに使える制度)の成果物の一つとも言われています。
ビジュアルエフェクト系(画面が動く)
検索するだけで画面全体が動いたり、視覚的な変化が起こるイースターエッグを紹介します。これらは最もわかりやすく、初めての方でもすぐに楽しめる隠し機能です。
「斜め」でGoogle検索
Google検索で「斜め」と入力すると、検索結果の画面全体が約20度斜めに傾いて表示されます。画面のレイアウトはそのままで、視覚的に傾いているだけなので、通常通りリンクをクリックしたり、新しい検索をすることも可能です。英語版では「askew」と検索すると同じ効果が得られます。
「一回転」でGoogle検索
Google検索で「一回転」と入力すると、検索結果の画面全体が360度回転します。回転アニメーションは約1秒で完了し、その後通常の検索結果が表示されます。英語版では「do a barrel roll」と検索すると同じ効果が得られます。このフレーズは、任天堂のゲーム「スターフォックス64」で、ペッピーが主人公フォックスに伝える名台詞「Do a barrel roll!」が元ネタです。
「隕石」でGoogle検索
Google検索で「隕石」と入力すると、画面左上から隕石が落下してきます。隕石が着弾すると、検索結果の画面が揺れ、ヒビが入ったような視覚効果が表示されます。数秒後に画面は元に戻りますが、インパクトのあるビジュアルエフェクトです。
「blink html」でGoogle検索
Google検索で「blink html」と入力すると、検索結果に表示される「blink」と「html」という文字が点滅します。これは、かつてHTMLに存在した`
「Cha Cha Slide」でGoogle検索
Google検索で「Cha Cha Slide」と入力して検索し、検索結果に表示される「マイク」のアイコンをクリックすると、曲の掛け声に合わせて画面全体がスライドしたり、回転したりします。「Cha Cha Slide(チャチャスライド)」は、DJ Casperによる2000年リリースの楽曲で、パーティーやイベントで人気のダンス曲です。
インタラクティブ系(クリックで楽しむ)
検索結果に表示されるアイコンをクリックすることで、画面上で様々なアクションが起こるインタラクティブ型のイースターエッグを紹介します。
「桜」でGoogle検索
Google検索で「桜」と入力して検索し、検索結果に表示される「サクラ」のアイコン(🌸マーク)をクリックすると、画面上から桜の花びらが舞い落ちます。日本の春を象徴する美しいビジュアルエフェクトで、何度クリックしても桜吹雪が発生します。
「犬」でGoogle検索
Google検索で「犬」と入力して検索し、検索結果に表示されるイヌの「肉球」のアイコン(🐾マーク)をクリックすると、画面上の任意の場所をクリックするたびに肉球スタンプが押されます。画面いっぱいに肉球スタンプを押して遊べます。終了するには、画面下部に表示される「×」ボタンをクリックします。
「猫」でGoogle検索
Google検索で「猫」と入力して検索し、検索結果に表示されるネコの「肉球」のアイコン(🐾マーク)をクリックすると、画面上の任意の場所をクリックするたびに肉球スタンプが押されます。犬と同様、画面いっぱいに肉球スタンプを押して遊べます。終了するには、画面下部に表示される「×」ボタンをクリックします。
「drop bear」でGoogle検索
Google検索で「drop bear」と入力して検索し、検索結果に表示されるコアラの「看板」のアイコンをクリックすると、コアラが画面上から落下してくるアニメーションが表示されます。「ドロップベア(Drop Bear)」とは、オーストラリアの都市伝説に登場する、木から落ちてくる凶暴なコアラの架空の生物です。
「トマト祭り」でGoogle検索
Google検索で「トマト祭り」と入力して検索し、検索結果に表示される「トマト」のアイコンをクリックすると、画面上の任意の場所をクリックするたびにトマトが投げつけられます。スペインのバレンシア州で毎年8月に開催される「ラ・トマティーナ(La Tomatina)」をテーマにした仕掛けで、トマトを投げ合う祭りを疑似体験できます。終了するには、画面下部の「水滴」アイコンをクリックします。
「ホーリー祭」でGoogle検索
Google検索で「ホーリー祭」と入力して検索し、検索結果に表示されるカラフルな「Gulal(色粉)」のアイコンをクリックすると、画面上の任意の場所をクリックするたびにカラフルな色粉が飛び散ります。インドやネパールで春に開催される「ホーリー祭」をテーマにした仕掛けで、色粉を投げ合う祭りを疑似体験できます。終了するには、画面下部の「水滴」アイコンをクリックします。
ゲーム・キャラクター系
人気ゲームのキャラクターや要素をテーマにした、よりゲーム性の高いイースターエッグを紹介します。
「マリオ」でGoogle検索
Google検索で「マリオ」と入力して検索し、検索結果に表示されるスーパーマリオの「ハテナブロック」のアイコン(❓マーク)をクリックすると、マリオがコインを取る時のお馴染みの効果音とアニメーションが再生されます。何度クリックしてもコインが出現し、マリオの世界観を楽しめます。任天堂の「スーパーマリオ」シリーズへのオマージュです。
「スプラトゥーン」でGoogle検索
Google検索で「スプラトゥーン」と入力して検索し、検索結果に表示される「ペンキ」のアイコンをクリックすると、画面上の任意の場所をクリックするたびにインクが飛び散ります。任天堂の人気ゲーム「スプラトゥーン」シリーズの世界観を再現した仕掛けで、カラフルなインクで画面を塗りつぶして遊べます。終了するには、画面下部の「水滴」アイコンをクリックします。
「Minecraft」「マインクラフト」でGoogle検索
Google検索で「Minecraft」「マインクラフト」「マイクラ」と入力して検索し、検索結果の画面下部に表示される「マインクラフト」のアイコンをクリックすると、スティーブの手が現れて画面上でマインクラフトの採掘を疑似体験できます。検索結果のテキストや画像をクリックすると、ブロックのように破壊され、マインクラフトの世界観を楽しめます。終了するには、画面下部の「×」ボタンをクリックします。
「塊魂」でGoogle検索
Google検索で「塊魂」と入力して検索し、検索結果に表示される「塊魂」のアイコンをクリックすると、塊を操作して検索結果の文字や画像などの要素を巻き込みながら大きくしていくゲームが始まります。ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)の人気ゲーム「塊魂」シリーズの世界観を再現した仕掛けで、画面上のあらゆる要素を巻き込んで塊を成長させられます。
隠しゲーム系
Google検索から直接プレイできる本格的なミニゲームを紹介します。これらは検索結果に表示されるプレイボタンをクリックするだけで、すぐに遊べます。
Chrome恐竜ゲーム(インターネット接続なし)
Google Chromeでインターネット接続が切れた時に表示される恐竜ゲームは、実はオフラインでなくてもプレイできます。Chromeのアドレスバーに「chrome://dino」と入力するか、Google検索で「恐竜ゲーム」「chrome dino」と検索すると、すぐにプレイできます。スペースキーでジャンプしてサボテンや鳥を避け、どこまで走れるかを競う無限ランゲームです。
スネーク(ヘビゲーム)
Google検索で「スネーク」「ヘビ」「google snake」と検索すると、クラシックなヘビゲームがプレイできます。矢印キーでヘビを操作し、リンゴを食べて成長させながら、壁や自分の体にぶつからないようにするゲームです。1970年代から存在する歴史あるゲームで、シンプルながら奥深いゲーム性があります。
パックマン
Google検索で「パックマン」「pac-man」と検索すると、ナムコの伝説的なアーケードゲーム「パックマン」がプレイできます。矢印キーでパックマンを操作し、迷路内のドットをすべて食べながら、ゴーストから逃げるゲームです。1980年にリリースされた元祖ドットイートゲームを、Google検索で忠実に再現しています。
ソリティア
Google検索で「ソリティア」「solitaire」と検索すると、Windowsでお馴染みのトランプゲーム「ソリティア」がプレイできます。難易度(簡単・難しい)を選択でき、カードを移動させて、すべてのカードを4つの山に積み上げるクラシックなカードゲームです。
マインスイーパー
Google検索で「マインスイーパー」「minesweeper」と検索すると、Windowsの定番パズルゲーム「マインスイーパー」がプレイできます。難易度(簡単・普通・難しい)を選択でき、地雷を避けながらすべてのマスを開けるロジックパズルゲームです。数字をヒントに地雷の位置を推理する、頭脳戦が楽しめます。
三目並べ(〇×ゲーム)
Google検索で「三目並べ」「〇×ゲーム」「tic tac toe」と検索すると、3×3のマス目で遊ぶ〇×ゲームがプレイできます。難易度(簡単・普通・難しい)を選択でき、AIまたは友達と対戦できます。先に縦・横・斜めのいずれかに3つ並べた方が勝ちです。
記憶力ゲーム
Google検索で「記憶力ゲーム」「google memory game doodle」と検索すると、記憶力ゲームがプレイできます。このゲームは画面上に配置された4匹のカラフルなキャラクターが順番に光り、その光る順番を正確に記憶して再現するという、シンプルながら挑戦的なゲーム性が特徴です。
動作しなくなった裏技・隠し機能
かつてGoogle検索で楽しめたものの、現在は動作しなくなった伝説的なイースターエッグを紹介します。これらの多くは、Google公式のアーカイブや外部サイトで今でも体験できます。
Zerg Rush(ゼルグラッシュ)
「Zerg Rush」と検索すると、検索結果に「O」の文字が大量に現れ、検索結果を食べ尽くしていくゲームでした。ユーザーはマウスクリックで「O」を撃退し、検索結果を守る必要がありました。ブリザード・エンターテイメントの「StarCraft」に登場する戦術「Zerg Rush(ゼルグラッシュ)」が元ネタで、2012年頃に非常に人気がありましたが、現在は動作しません。
Atari Breakout(アタリ ブレイクアウト)
Google画像検索で「Atari Breakout」と検索すると、検索結果の画像がブロック崩しゲームに変わる仕掛けでした。パドルを操作してボールを跳ね返し、画像のブロックを壊していくクラシックなブレイクアウトゲームを楽しめました。1976年にアタリ社がリリースした伝説的なアーケードゲーム「ブレイクアウト」へのオマージュで、2013年頃に実装されましたが、現在は動作しません。
Google Gravity(グーグル グラビティ)
「Google Gravity」と検索して「I’m Feeling Lucky」ボタンをクリックすると、Google検索の要素(ロゴ、検索ボックス、ボタンなど)がすべて重力に従って落下する仕掛けでした。落ちた要素はマウスでドラッグして動かすこともでき、物理エンジンを使った遊び心のある演出でした。現在は「I’m Feeling Lucky」ボタン自体が変更されたため、元の形では動作しません。
Google Underwater(グーグル アンダーウォーター)
「Google Underwater」と検索して「I’m Feeling Lucky」をクリックすると、Google検索の画面が水中のように変化し、要素が水の中を漂うように浮遊する仕掛けでした。マウスで要素をドラッグすると、水の抵抗を受けながら動く物理演出が楽しめました。現在は動作しませんが、外部サイトで似たような体験が可能です。
よくある質問(FAQ)
Googleのイースターエッグはすべて無料ですか?
はい、すべて完全無料です。Google検索があれば誰でも使え、アプリのダウンロードやアカウント登録も不要です。課金要素は一切ありません。インターネット接続があれば、いつでもどこでも何度でも楽しめます。
スマホでもイースターエッグは動作しますか?
はい、ほとんどのイースターエッグはスマホでも動作します。GoogleアプリまたはブラウザからGoogle検索を開き、同じキーワードで検索すれば、PC版と同じように楽しめます。ただし、一部のイースターエッグ(特に古いもの)はPC専用の場合があります。
新しいイースターエッグはいつ追加されますか?
Googleは不定期に新しいイースターエッグを追加しています。特に、人気ゲームやアニメとのコラボレーション、季節イベント(桜、クリスマスなど)、記念日(ゲームの発売日、映画の公開日など)に合わせて追加されることが多いです。公式な発表はないため、定期的にGoogle検索でキーワードを試してみると、新しい発見があるかもしれません。
イースターエッグが動作しない場合の対処法は?
以下を試してください。1) ブラウザのキャッシュをクリアする、2) ページを再読み込みする(F5キー)、3) 別のブラウザ(Google Chrome推奨)で試す、4) インターネット接続を確認する、5) ブラウザを最新版にアップデートする。それでも動作しない場合、そのイースターエッグが既に終了している可能性があります。
他にもっと隠しコマンドはありますか?
はい、この記事で紹介した23種類以外にも、まだ発見されていない隠しコマンドが存在する可能性があります。また、Google Doodlesのアーカイブには、過去の記念日に公開された数百種類のミニゲームがあります。さらに、Google MapsやGoogle Earthにも隠しゲーム(フライトシミュレーターなど)が存在します。
英語版と日本語版で違いはありますか?
基本的には同じですが、一部のイースターエッグは言語によってキーワードが異なります。例えば、「一回転」は英語版では「do a barrel roll」、「斜め」は「askew」と検索します。また、日本語特有のイースターエッグ(桜など)もあります。多言語で試してみると、新しい発見があるかもしれません。
イースターエッグは検索結果に影響しますか?
いいえ、イースターエッグは検索結果の品質や順位には一切影響しません。あくまでユーザーを楽しませるための演出であり、検索アルゴリズムとは独立して動作しています。イースターエッグを楽しんだ後でも、通常通り検索結果を閲覧したり、新しい検索を行うことができます。
動作しなくなったイースターエッグを体験する方法は?
「elgooG」や「Google Mirror」などの外部アーカイブサイトで、過去のイースターエッグの多くを体験できます。これらのサイトは、公式サイトではないため、セキュリティには注意してください。Google Doodlesの公式アーカイブでも、過去のミニゲームを楽しめます。
関連するGoogleゲーム
Googleのイースターエッグが好きな方には、以下のGoogleゲームもおすすめです。すべて無料でブラウザから楽しめます。どれもシンプルながら中毒性が高く、暇つぶしにぴったりのゲームです。
まとめ
今回は「Google検索の隠し機能・イースターエッグ」を23種類、カテゴリー別に詳しく解説しました。
- ビジュアルエフェクト系 → 斜め、一回転、隕石、blink html、Cha Cha Slide
- インタラクティブ系 → 桜、犬、猫、drop bear、スプラトゥーン、トマト祭り、ホーリー祭
- ゲーム・キャラクター系 → マリオ、マインクラフト、塊魂
- 隠しゲーム系 → Chrome恐竜、スネーク、パックマン、ソリティア、マインスイーパー、三目並べ、記憶力ゲーム
Googleのイースターエッグは、検索するだけで誰でも無料で楽しめる、Googleエンジニアの遊び心が詰まった隠し機能です。ビジュアルエフェクト、インタラクティブ、ゲームなど、様々なタイプの仕掛けがあり、定期的に新しいイースターエッグが追加されています。 ぜひこの記事を参考に、すべてのイースターエッグを試してみてください!